花は四分咲き。運河沿いの仕事部屋で家族と一緒にお花見弁当。まもなく退去。いい部屋だった。
これは去年の。いろんな鳥が飛んできたけれど名前が分かるのはスズメくらい。散った訳でもないのにどうして花柄から落ちるのかと思ったら犯人発見。千切っては投げ千切っては投げのお食事タイム。
目覚めるなりカーテンを開けてそのままボーッと眺めたり。
夜は一層凄まじく、船が通るたびに壁から天井、そしてまた壁へと移る影絵の美しかったこと。夏の葉影、やがて色づき、最後の1枚まで落ちた枝に月光が映えたこと。枝越しに望む流れ、翡翠色の水面に飛来する鷺の白。
荷造り一段落。感傷少々。