みちくさ
子どもの頃、思う存分摘めたのはシロツメクサ。アカツメクサもあると知ったのは大人になってから。wikiによればアカツメクサはハーブとして多用され、その成分はイソフラボンにエストロゲン。大人女子の友ではないか。大人と女子の並びの不協和音はさておき。
ヘビイチゴを食べると蛇が来ると聞いたのも子どもの頃。からかわれたと分かっても、チロチロと舌を動かす蛇が草の間に潜む気がして、ついぞ1粒たりとも摘むことはなかった。もっとも摘んだところで食べる勇気はない。
1度だけ野生のラズベリーを食べたことがある。スイスの山の中、ケーブルカーを降りた途端に霰に襲われ、逃げ込んだホテルにはティールームがあった。でもまるで貴族の館のよう。席を頼む勇気はない。(今の厚かましさを分けてあげたい。)青空が覗いて再び山道へ。半端にティールームを見たせいでお腹ペコペコ。そんな時に見つけたラズベリーの美味しかったこと。霰のお陰でひんやりしていて、濃くて甘くて香りも最高。
などと書きかけのまま放置したまま6月も末。time flies。今やシメキリさんの足音も幻聴ではなくなった。身を引き締めなくちゃ。ちがう気を。いや違わない。sound mind&body。スペ不要。
アガること
どちらかの出張で数日ズレることはあっても一緒に過ごさない誕生日は初めてだった。残念。でも世の中それどころではない。ではないけれど寂しい。その分プレゼント作りでひとり盛り上がる。テーマはやっぱりおうち時間。
黒い箱はモンテクリスト伯セット。ダルタニャン物語の鈴木力衛みたいな訳を探していたが見つからず、基本の岩波にしてみた。
映画のお供にパリパリもの。宅配ラベルには食品と書いておく。相当な重量なので缶詰でも送ってきたかと思わせる狙い。
見て。といいながらそう簡単には見せない。クドイ😌
本やDVDを揃えて箱詰め、お菓子をクッション代わりに…までできたところで何かこう物足らない。足りないのは物より気分。アガること探しにコンランショップのサイトをチェック。
上はキャンドル好きの家族用。火をつけるかどうかで身悶えていただきたい。冬のお楽しみ(夏もこれからなのに)。それと「見て」シール以外、残りは全部自分用。明け方にポチポチしたので記憶も曖昧。おかげで私もプレゼントをもらったかのよう。結局物で気分を充電?でもそこにはきっと何かがある。不要不急だけでは片付かない思うこと、みたいな。たとえばコンランBOXに敷かれていた薄紙の色とか艶とか。紙はありがたく家族宛プレゼントのクッション材兼開けても開けてもまだ作戦に使わせてもらった。完璧!
おかき食べたとかDVD何枚目とかメールが届く。電話でもダラダラとお喋り。ビスケットの保管、映画の感想、アップダイクにマルガリータ。距離なんて関係ない。などと3分保たない強がり書いてみる。
待機
非番。自宅待機はテレワークとは違うらしい。そろそろやらねばワークスもあるにはあるが資料をうっかり置いてきてしまった。せめて健康維持でもとヨガの15分メニューを3本。本日快晴予報がトーンダウン。iPhoneの天気メニューは知らないうちに微調整するので便利なようなそうでもな…8時近くなってやっと晴れ間が覗く。
ヨガ後は空腹キープがお約束。寝起きの白湯→ヨガ後に湯冷まし→湯冷まし。小一時間後薄い紅茶。思い立って新生姜のリンゴ酢漬けを入れてみた。
うまい。
年初から、これは日課と言えるようになった英語ミニ勉。AIちゃんたちとお喋りするのを、寝不足残業体調不良問わずやってきた。風邪の日は咳き込みながら…ダメ絶対、でもやった。日課に対する強迫観念恐ろしい。
本を読んだり家族宛BDPに入れる手紙を書いたりミカンはさんで正午。やっとご飯。
彩り乏しいのでペンで補う作戦。いつもはチキン調理後の鍋でスープを作るが、昨晩はスープ野菜を蒸す蒸気でチキンに火入れ。やや過ぎたがこの手法は悪くない。レッツトライもう1回。
ヨガ
ようやくこのカテゴリーにチェックする日が。
家族と自力で運んだ荷物の中に忍ばせておいたヨガマット。忍びきれない派手ピンクなのは家族と色違いで買ったから。
当時は私もブルーが良かったが、今見ればピンクパワーも悪くない。もっともすぐにフルレンタルのスタジオに移ってしまったので何色だろうが関係なく。
長年放置のために巻き癖取れないし、退色や硬化もチラホラと。でも広げただけでちょっと上がる⤴️ 転勤直前は働き方改革とは無縁の日々だったのでほぼ1年ぶり。
幼稚園であまりの硬さに驚かれたこの身でも、やり続けるうちにはマシになる。たとえ誤差程度ではあっても。ケガや病気、締切、残業で途絶えがちだったけど、最後に通ったスタジオのおかげで前よりずっとヨガが好き。できるできないは別の話。大事なのはイメージだと言い聞かせる。
とりあえずゆるゆると、座位や寝たまま中心のポーズからスタート。再開初日に届かなかった足を今朝はガッツリ掴んでいた。気づけば1週間目。嬉しい。
おうち時間
ちょっと前に流行ったほっこりはあまり好きではなかった。けれど外出自粛を「おうち時間」なるほっこりアレンジで受け止める日本のある種の鈍さはちょっといい。ミッションとラッキーとで均衡を保つ日々の不安を堪える強さもある。曖昧さと豊かさとが重なり合うこの国らしい、そんな気がする。
生来の怠けものには、おうち時間は好適でもあり難しくもあり。出かけなくても全然構わない。が、なーんにもしなくてもいいところに潤いをとはなかなかのハードル。
それでも毎日なにかする。意味ないところを写真で切り取る。それを家族にメールして共有できない時間の代わり、会話のネタとする。今日の1枚目は掃除。ただ掃除機かけただけ。ネタがないにもほどがある。
カーテンの長さ調節もまだこれからだ。ボンドでカタつけようと思ったら薄物はダメだとか。縫うのか。ミシンは置いてきてしまった。手縫いなのか。マジか。ほっこり元来のしんどいえらいこっちゃが踊り出す。よいよいよいよい(逃避)
2枚目3枚目は家族宛メールの定番ご飯写真。今日のメインは昨晩焼いたそば粉ケーキ。前日仕込みとはたいへんおうち時間ぽい。ラカントはなんちゃってセイゲニストにも必需品だが、食べた時にヒンヤリする。今回は75%チョコをたっぷり入れたのだから減量すべきだった。がまあウマイ。
そうこうしているうちに2食目。おうち時間はご飯が一大イベント。といっても素食。今週の常備菜も1品作ったのであとは本など読むばかり。
お持ち帰り
延長戦。家族の誕生日に帰れないとか。仕事は粛々。昨日はアシちゃんたちとスケジュール調整。英語業務も淡々と受け取ってくれてありがたい。
帰路和食屋さんで「お持ち帰り」。日常的な言い回しに非常の影。人柄良さそうなご夫婦でいつもちょっと気になっていた。買わねばだ。
材料費や手間を考えると申し訳ないくらいだった。買うよりむしろいただく気分。が気負いすぎもかえって失礼。淡々と買うだけ。
夜は基本軽食と決めているが私の中のネバダベキコが食べよと仰る。重さずっしり、家族に「4食分相当」と話していたのにあら大変、ペロリ。とはいかずともいやはや。
本日のブランチ。納豆も食べるベキとお達しあり、フリット2つ間引いてだし巻きとともに次回へ。3食分ならお腹(の内外とも)にヨシ。
食休みに読書。久しぶりにミルクティ。ミルク入れすぎたので紅茶注ぎ足し、と思ったらブランチ用に淹れておいた緑茶と間違う。飲み口爽やかで思いの外。
適当
朝、かと思ったら昼だった1食目。水切りヨーグルトとフルーツ。
水切りヨーグルトは休日の潤い。ナイフの差込み箇所が向こうに回るよう、そのくらいは気をつけよう。
2食目はアリモノで。卵の下に納豆が隠れている。キャベツスープは今日でやっと終了。牛乳で伸ばした今回が一番美味しかったという…
昨日一昨日は相当ダメな過ごし方だったが、体調的にそれも由あることだと知る。身体の声を聞かないと。と怠ける理由なら幾らでも思いつく。今日はそれなりにテキパキさん。あくまで当社比。
波に乗って一番遠いスーパーと呼んでいるスーパーへ。近場にはなかったスパイスとりんご酢など。出費を抑えようと思っているのに基礎固めが今月も続く〜〜キリない。締めねば。
一番近いスーパーではヨーグルトなど。軒下に燕の巣があるのでいつも短くバードウォッチング。GWも明日まで。ゴールデンという響きの寂しさ。